妊娠中のカフェイン、X線、電磁波、健康食品の影響について

妊娠に気付かず…赤ちゃんが心配なママへ

妊娠1ヶ月目〜2ヶ月目は体の変化がほとんどなく、つわりなどの症状も無いので、妊娠に気づかずにいつも通りレントゲンを撮ったり、ダイエット食品や健康食品を摂取してしまうママも少なくありません。また、妊娠中でも大好きなコーヒーが止められずたくさん飲んでしまい、あとから心配で不安になってしまったママもいると思います。
過ぎてしまったことをいつまでも不安に思いストレスを抱えていると、ママだけでなく赤ちゃんにも悪影響なので、妊娠中の心配事を少しでもなくすために、それらが赤ちゃんに与える影響をしっかりと知り、今後に生かすようにしましょう。

妊娠中のカフェイン(コーヒー、紅茶など)接種について

カフェインには主に次のような作用があると言われています。妊娠中に摂取することでどのような影響があるのかを考えてみましょう。

  • 覚醒作用
  • 血管拡張作用
  • 血管収縮作用
  • 交感神経刺激(基礎代謝促進)
  • 胃酸分泌促進作用
  • 利尿作用
  • 精神高揚作用

まず、カフェインは胎盤を通じて赤ちゃんへも送られます。そのため、ママが摂取したカフェインは胎児にも影響があります。
覚醒作用は眠気を抑える効果ですが、胎児は子宮の中でも起きたり寝たりを繰り返しています。成長のためには睡眠がとても大切で、眠ることで成長を促すホルモンが分泌されるので、カフェインの覚醒作用で眠れなくなると胎児の成長に影響があるといえます。
血管拡張、収縮作用については、カフェインの摂取で体の部分によって血管が拡張される部分と、収縮される部分があるようで、胎盤の血管は収縮されるため胎児への血流が減少し栄養や酸素が十分に行き届かなくなってしまいます。このほかに、カフェインを摂取すると尿で排出されるカルシウム量がふえるので、胎児の成長にも影響が考えられます。また、胎児は内臓の機能が未熟なため、カフェインの処理能力も低いのでカフェインが長時間蓄積されてしまいます。

 

カフェインの量については、イギリスの研究ではカフェインの摂取量が1日100mg以下の妊婦と比べ、100mg〜199mg摂取した場合、低出生体重児が生まれるリスクは2割増し、200mg〜299mg摂取した場合は4割、300mg以上の接種では5割増すと報告されています。また、アメリカの研究ではカフェインの摂取量が1日に200mg以上の妊婦はカフェインを摂取していない妊婦に比べ、流産の確率が2倍になるとの報告もあります。

 

この様にカフェインには心配な作用が多くあるので、妊娠中のカフェイン摂取はできるだけ控えた方が安心と言えます。摂取する場合は1日100r以下に抑えるようにしましょう。コーヒーが好きでやめられない人は、ノンカフェインのコーヒーがお勧めです。

 

カフェインの含有量(100ml当り)
レギュラーコーヒー(ドリップ)/約 60mg
インスタントコーヒー/約 60mg
煎茶/約 20mg
紅茶/約 30mg
ウーロン茶/約 20mg

妊娠中のX線(エックス線、レントゲン)について

胸部や歯などの検査で、数枚程度撮影した時に浴びる放射線量は、赤ちゃんに影響がある放射線量より少なく、まず心配ないと言えるでしょう。ほとんどのエックス線検査は、一般的に問題ないと言われていますが、胃の透視の場合は放射線を受けた量によっては、心配になることもあるので主治医に相談してみましょう。

家電製品などの電磁波が赤ちゃんに与える影響について

電磁波の赤ちゃんへの影響は、詳しくわかっていないのが実情です。影響がないかもしれないしあるかもしれないといったあいまいな状況なので、電磁波を多く発する家電やスマホはできるだけ遠ざけて生活するのが一番安心ですね。特にスマホはお腹のそばに長時間おかないように気を付けて使用しましょう。IH調理器を使用するときもお腹に近いので、接近時間をできる限り最小限に抑え、それでも心配な時は電磁波防止エプロンを着用するといいと思います。あまり、神経質にならなくてもいいと思いますが、万が一のために不要な電磁波には近づかないようにするのがいいでしょう。

妊娠中の香辛料などの刺激物の摂取について

妊娠前と同様に摂取しても問題ありませんが、過剰な摂取は胃を傷めたり痔を引き起こしたりすることがあるので気をつけましょう。辛い物の摂取は水分の摂取も多くなるので、むくみがある人は控えましょう。また塩分の取りすぎには注意しましょう。

妊娠中の健康食品やダイエット食品について

商品に記載してある用法・用量を守っていれば問題ないですが、ビタミンAは催奇形性があると言われているので、必要以上に摂取しないようにしましょう。妊娠中はできるだけ食事から栄養を補うようにしましょう。海外のダイエット食品や薬は、成分がわからない時や心配な時は摂らないようにしましょう。気付く前に摂取したものについて心配な時は、妊婦健診の時などに成分表を持って行き主治医に相談してみましょう。

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