発熱時のホームケア方法

発熱した時の対処方法は?

赤ちゃんや子供はまだ様々なウイルスや細菌に対して免疫がないので、感染すると熱を出すことが多く、40度近くの高熱になることもあります。熱が出たら他に症状がないか確認しましょう。熱があまり高くなく元気がある場合は様子を見ますが、高熱の場合や熱が低くても元気がない、下痢や嘔吐などの症状がある場合は病院で診てもらいましょう。赤ちゃんや子供を触っていつもより温かいと感じたり、顔が赤い、元気がないと感じたらまず熱を測ってみましょう。赤ちゃんや小さな子供は言葉で伝えることができないので、パパやママがしっかり観察してあげましょう。座薬を使うときは必ず医師の指示に従い用法、用量を守りましょう。判断ができない場合はかかりつけの病院で相談しましょう。

自宅で安静に過ごしましょう

熱が出ているときは体力を消耗するので、できる限り安静にして過ごさせます。病院以外の外出は避け、自宅でも体を使った遊びをしないようにボールや乗り物などのおもちゃは片付けておきましょう。いつでも横になれるように布団を敷いておくといいと思います。元気がなかったり眠そうにしていたら、昼間でもカーテンを閉めて部屋を暗くしたり、テレビや電気を消して眠りやすいようにしてあげます。熱が出ているときは生活リズムを気にせず、たくさん睡眠時間を取らせまず。発熱時は夜眠らないからと昼寝を早めに切り上げたり、朝早く起こしたりしないようにしましょう。

 

熱が出ているときはお友達のおうちに遊びに行ったり、公園、プールなどに行くのは止めましょう。

消化のよい食事と水分をたっぷりととる

下痢や嘔吐などの症状がなくても熱が出ているときはあまり胃腸に負担のかからない食事を与えましょう。下痢や嘔吐がなければ細かく注意する必要はありませんが、脂っこい物や糖分の多い物は避けるようにすると胃や腸への負担が軽くなります。発熱は体力を消耗しするので食事で栄養を補えるといいのですが、食欲が落ちてしまうことが多いので、のど越しがよく栄養価の高い食べ物を与えるといいと思います。おかゆ、柔らかく煮た雑炊やうどん、よく煮込んだ野菜スープ、茶わん蒸し、温かい豆腐などがおススメです。冷たい食べ物や冷たい飲み物は、胃に負担をかけるのでできるだけ避けましょう。

 

発熱時は汗をかいて体の水分が失われるので、こまめな水分補給が大切です。とくに体の小さい赤ちゃんや子供は脱水症をおこしやすいので注意しましょう。いつでも水分が摂取できるようにそばに水筒やマグなどで、赤ちゃん用のイオン水やノンカフェインのお茶などを準備しておきましょう。

寒がる時は温め、暑がる時は冷やす

熱が上がるときは悪寒がするので暖かくしてあげましょう。赤ちゃんやまだ喋れない小さな子供の場合は顔色が悪く手足が冷たい時は、暑すぎて汗をかかない程度に暖かくしてあげまず。暑がる時や熱が上がりきったら、適度に体を冷やしてあげまず。熱が上がりきってから高熱が続いて暑くつらそうにしているときは、脇の下や足の付け根を、小さな保冷剤をタオルで包んだ物で冷やしてあげましょう。冷え過ぎていないか必ず定期的にチェックしまず。赤ちゃんは喋ることができないので、タオルに包んだ保冷剤をあてる時は大人が試してみてからにすると安心です。高熱ではない場合や元気があるときは布団を減らしたり、服を1枚減らしたり、室温を調節してみましょう。

 

おでこに冷却シートやぬれタオルをあてた場合、口や鼻をふさがないように見える範囲で行動し定期的にチェックしたり、取れたりずれたりしないようにしましょう。冷却シートは解熱の効果が少ないので嫌がる場合は無理に付けなくても大丈夫です。赤ちゃんや子供が動いてしまい脇の下や足の付け根がうまく冷やすことができない場合は、市販の保冷剤を入れられる服(クールくる、熱とるポケット、クール戦隊サゲレンジャーなど)を使用するのもいいと思います。

着替えとお風呂について

汗が出て服が湿っぽくなったり濡れた時は着替えさせるようにします。濡れたままの服を着ていると冷え過ぎてしまったり、赤ちゃんも気持ちが悪いので汗をかいたらこまめに着替えさせましょう。熱が高くお風呂に入れない場合は、着替えの時にぬるま湯で縛ったタオルで拭いてあげる程度にします。

 

お風呂は元気が有れば入っても大丈夫ですが、シャワーだけにしたり短時間でさっと済ませるようにしまず。高熱があったり元気がない時は入浴やシャワーは避け、タオルで拭く程度にします。入浴は体力を消耗するので注意しましょう。お風呂の後はきれいに水を拭きとり、髪の毛を乾かしましょう。

こまめに体温をチェックしましょう

熱は1日に3回以上測るようにし、メモをしておきましょう。とくに高熱時は1時間おきなど定期的にチェックするようにします。その他、子供の様子、嘔吐や下痢などの症状についてもメモをしておくと、受診の際に役立ちます。子供は熱を測るのを嫌がりますが、必ず測るようにしましょう。嫌がってうまく測れない場合は、短時間で測れる体温計を使用しましょう。大人の手の感覚では正確な体温がわからないので、しっかり測ってあげましょう。子供は一度熱が下がっても、夕方や夜になるとまた熱が出ることがあるので、朝に計測して下がっていても日中も測ってみましょう。

 

ケガや病気の可能性または症状があるときは、まず専門の医療機関に相談しましょう。