水ぼうそう/水痘の症状、治療方法、ホームケア

水ぼうそう/水痘とは

水ぼうそう/水痘とは水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで起こる病気です。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、水疱が破れて出た液に触れても感染します。感染力が強いので家庭内での感染は約90%と言われています。

 

潜伏期間は2〜3週間で、感染してから周りの人に移してしまう期間は、発疹が出る1〜2日前から水疱がかさぶたになるまでです。発生する季節は12〜7月が多く、8〜11月は減少します。罹るのは9歳以下の子がほとんどです。

 

大人や免疫機能が低下している人が感染すると、重症化することあります。一度感染すると再びウイルスに感染しても発症することはありませんが、免疫機能が低下すると、体内に潜伏したウイルスが再活性化して、帯状疱疹になることがあります。生まれてすぐの赤ちゃんはお母さんから免疫をもらっていますが、弱いので生後1ヶ月くらいでも罹ることがあります。

水ぼうそう/水痘の症状

赤ちゃんと子供の病気 水ぼうそう/水痘

発疹が頭や耳の後ろなど皮膚の柔らかい部分から現れ、半日〜1日で全身に広がります。発疹はしばらくすると水疱になり、痒くなります。その後、水疱は膿を持った膿疱になり、2〜3日後にはかさぶたになります。かさぶたが取れた後は皮膚に少し色が残りますが、次第に消えます。

 

発疹は頭から出始め、胴体、手足という順番で出ることが多いです。 のどや膣などの粘膜部分にも表れることがあり、口の中にできると食べ物や飲み物がしみます。水疱になると強いかゆみがあるので、とても機嫌が悪くなります。水疱を強くかきむしったり、かさぶたを何度も取ったり、傷口が細菌に感染し化膿して傷が広がると、皮膚にあとが残ってしまうことがります。

 

38度程度の熱が2〜3日間出ることが多いですが、全く出ないこともあります。 熱が続くときや激しい頭痛や繰り返す嘔吐などの症状があるときはすぐに病院を受診しましょう。

水ぼうそう/水痘の合併症

無菌性髄膜炎、脳炎、肺炎など
健康な子供の場合はほとんど見られませんが、1歳未満と15歳以上の場合は合併症が起こる可能性が高くなります。熱を下げるためにアスピリンを使用した子は、肝臓障害や強い意識障害を起こすライ症候群になることがあります。

 

水ぼうそうは治っても神経節細胞にとどまるため、免疫機能が低下した時に再活性化して、帯状疱疹になることがあります。妊娠初期に感染すると胎児に先天性水痘症候群が現れることもありますが確率はとても低いです。

水ぼうそう/水痘の治療法

発症から48時間以内に抗ウイルス薬を使用すると、症状が軽症で済むことがあります。健康な子供の場合は軽症で済むことが多いので使用しないこともあります。発疹には塗り薬が処方されます。カチリは破れていない水痘に塗ります。破れた水痘には抗生物質が入った外用薬を使用します。発疹から細菌感染がある場合は抗生物質を使用します。

 

解熱剤はアスピリンを使用するとライ症候群になることがあるので、必ず医師が処方したものを正しく使用しましょう。

水ぼうそう/水痘のホームケア

赤ちゃんと子供の病気 感染症 水ぼうそう(水痘)

発疹が痒くなりかきむしってしまうことがあるので、爪は短く切り手は清潔にしておきましょう。発疹は暑いとかゆみが増すので、服の枚数や室温を調節して暑くならないように注意しましょう。

 

口の中に水疱ができると食べ物がしみるので、しみない物や消化の良い物を与え、脱水症にならないようにこまめに水分補給をしましょう。 お風呂は熱があるときや元気がない時は止めましょう。元気があっても発疹や水疱があるときは細菌に感染する可能性があるので、シャワーかお湯で絞ったタオルで拭くようにしましょう。オムツをしているときは、お風呂に入らないとかぶれてしまうので、1日に1〜2回お尻を洗ってあげましょう。湯船につかるのは水痘がすべてかさぶたになってからにしましょう。

 

水ぼうそうの可能性がある場合や、水ぼうそうに感染している人と接触し感染した可能性があるときに、病院を受診するときは必ず受付の時点で水ぼうそうの可能性があることを伝えましょう。発疹を強くかきむしったり、何度もかさぶたを取ったり、細菌に感染して膿んでしまうとあとが残ってしまうことがあるので注意しましょう。かゆみがあるときは塗り薬を置くようにしっかり塗り、室温は暑すぎないようにしましょう。

 

熱が続くときや激しい頭痛や繰り返す嘔吐などの症状があるときは、すぐに病院を受診しましょう。水疱をかきむしりひどく膿んでしまったり患部が熱を持ったり、細菌に感染した可能性があるときは抗生物質を含んだ外用薬や内服薬を使用しますが、処方されていないときは病院に問い合わせてみましょう。

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