はしか/麻疹の症状、治療方法、ホームケア

はしか/麻疹とは

はしか/麻疹とは麻疹ウイルスに感染することで発症します。潜伏期間は10日から12日くらいで、麻疹ウイルスに感染している人から感染します。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強いウイルスです。感染者が周りの人に感染させてしまう期間は、症状が出る1日前から発疹が出てから5日後ぐらいまでです。麻疹は肺炎や脳炎などを併発し重症化しやすい感染症で、年間数十人の感染者が亡くなっています。

 

ママが麻疹の予防接種を受けたことがあるまたは罹ったことがある場合、赤ちゃんにママの免疫が移行しているので、生後3ヶ〜6ヶ月頃までは感染する可能は低くなります。それ以降は、感染する可能性が高くなるので、1歳になったら速やかに予防接種を受けることをお勧めします。ママが過去に1度も麻疹ウイルスに感染したことが無い場合は、生後6カ月未満でも感染することがあるので、流行しているときは特に注意が必要です。

はしか/麻疹の症状

赤ちゃんと子供の病気 はしか/麻疹

最初はかぜの様な症状で、38度前後の熱が2〜4日間続き咳、くしゃみ、鼻水の症状があり、風邪症状と同時期か少し遅れて目の充血や目やにの症状が現れます。発症してから3〜4日頃に(発疹が出る1〜2日前頃)口の中に白いプツプツ(コプリック斑)が 現れます。この症状が出てやっと麻疹と判断されることが多いです。

 

その後、熱は1度下がり37度前後になりますが、半日程あとに再び上昇し39〜40度台の高熱が4〜5日続きます。それと同時に、耳のうしろや顔に赤い発疹が現れ、数日かけて手足へと向かって広がっていきます。高熱が出ている間は咳や鼻水、くしゃみの症状も強く出ます。とくに咳は苦しそうな咳をします。

 

発疹は赤い円形ですが、しばらくすると発疹が盛り上がりくっついてまだらな状態になります。その後、茶色くなりしばらく残りますが、1ヶ月後にはほぼ消失します。解熱後は次第に元気なり食欲も出てきますが、体力が落ち免疫の低い状態が続き、他の病気にかかりやすくなっているので注意が必要です。症状が出てから1週間くらいで熱が下がりますが、熱が続くときは合併症が疑われるので、薬が残っていても受診するようにしましょう。

はしか/麻疹の合併症

肺炎、脳炎、中耳炎、気管支炎、咽頭炎、心筋炎など
麻疹は合併症を起こしやすく全体の30%にもなります。

はしか/麻疹の後遺症

亜急性硬化性全脳炎(SSPE):麻疹に罹ってから数年後におこる病気です。初めは記憶力が低下したり、異常な行動をとったり、痙攣が起こるようになります。その後だんだんと知能障害、運動障害が進んでしまう予後が悪い病気です。
麻疹に感染した人の数万人に1人の割合で発症します。

はしか/麻疹の治療法

イルスに効く薬はないので、熱や咳などの症状を抑える薬を使い対症療法になります。細菌による2次感染を防ぐために抗生物質を使うこともあります。

はしか/麻疹のホームケア

赤ちゃんと子供の病気 はしか/麻疹

ホームケアは風邪の時と同じようにします。高熱が続く病気なので、体力をかなり消耗します。できる限り横になり、静かに過ごすようにしましょう。室温や服装は赤ちゃんに合わせるようにします。熱がる時は温度を下げるか服を薄着にさせ、寒がる時は温度を上げるか厚着をさせましょう。暑すぎたり寒すぎたりすると、無駄な体力を消耗してしまうので気をつけましょう。赤ちゃんの場合はわかりにくいですが、汗や手足を触りながら気をつけましょう。

 

食欲がなくなりますが、こまめに水分補給をして脱水症にならないように気をつけましょう。とくに発症から4、5日目は口の中が荒れて痛むので、食べるのがつらくなります。食べられるものだけでも、食べるようにしましょう。プリンやゼリーなどの柔らかくて甘いものが食べやすいです。赤ちゃんの場合は授乳時間に関係なく、こまめに母乳やミルクを与えるようにしましょう。

 

ビタミンAが不足すると重症化になる可能性が高くなるので、ビタミン不足に気をつけましょう。栄養のあるものを食べていればビタミンAが不足することはあまり無いですが、栄養が取れていないときや、1歳未満の場合は病院で処方されることがあります。

 

お風呂は体力を消耗するので、熱が下がるまでは入らないようにしましょう。汗をかいたらぬるま湯で搾ったタオルで拭き取り、服は着替えるようにしましょう。オムツをしているときはかぶれてしまわないように、1日に1〜2回お尻だけお湯で流してあげましょう。

 

麻疹に罹ったことがない兄弟がいる場合は、感染を避けるために接触しないように気をつけましょう。感染した可能性があるときは、ガンマグロブリン製剤の注射を受けることで発症が予防できる、または症状を軽くする効果があります。かかりつけの小児科医に相談しましょう。

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