生後8ヶ月の赤ちゃんの成長と発達、生活の様子

生後8ヶ月とはどんな時期?

生後8ヶ月

生後8ヶ月になるとお座りが安定しズリバイやハイハイができるようになる子が増え、知能や手指が発達するのでいろんな遊びが上手になってきます。一人遊びも上手になってくるので、赤ちゃんから目を離す時間が増えますが、知恵がつきいろんなものに興味津々なので危険な場面も増える時期です。赤ちゃんが動けるようになったら、一度家の中を赤ちゃんと一緒にまわり、どんなところに興味が行きどこまで手が届くのかを調べて安全対策をしましょう。

 

生後8ヶ月頃になると言葉の発達も進み、「まっま」や「ぱっぱ」など音がはっきりとした喃語が出始め、話しかけると喃語で反応を示すことが増えるので、赤ちゃんと会話をしているような雰囲気を味わえると思います。赤ちゃんが言葉を使って伝えるのはもう少し先ですが、赤ちゃんは周りとの会話で言葉の発達が促されるので、喃語の会話にもたくさん応えてあげましょう。

 

では、生後8ヶ月の赤ちゃんについて詳しく紹介します。


生後8ヶ月の赤ちゃんの発達

体の成長

体重

男の子

女の子

生後8ヶ月〜9ヶ月未満

6,960g〜10,140g

6,530g〜9,630g

身長

男の子

女の子

生後8ヶ月〜9ヶ月未満

66.3cm〜75.0cm

64.4cm〜73.2cm

(厚生労働省乳幼児身体発育調査結果より、3〜97パーセンタイル)

 

生後8ヶ月になると約86%の子がひとり座りを達成し、ハイハイは約7割つかまり立ちは約5割の子ができるようになります。生後7ヶ月頃と同じようにこの頃は、ひとり座りやハイハイができるようになるのが早い子と遅い子の差が大きいですが、遅いからと言って必ずどこかに問題があるとか、これからも発達が遅いというわけではありません。

 

ひとり座りが安定してすると横や後ろの方にあるおもちゃを、体をひねってとることが上手になります。ひとり座りで腰が強くなるとうつ伏せでズリバイをし始め、だんだんとハイハイやつかまり立ちをするようになります。 中にはハイハイをせず座ったまま移動するシャフラー(シャッフリングベビー)と呼ばれる赤ちゃんや、ひとり座りをしないままハイハイをする子もいます。発達の順序が違うこともありますが、異常ではないので気にする必要はありません。シャフラーの子はひとり歩きが少し遅くなる傾向にあります。

 

生後8ヶ月頃の赤ちゃんの生活の様子

 

ハイハイにもいろいろな形があり、片足や片腕だけ伸ばした状態でハイハイをすることもありますが、両手足に異常が見られない場合は片方の発達が遅れていると思われます。ほとんどの場合、しばらくすると発達が追いつき上手にハイハイできるようになります。ハイハイは最初の頃は上手に手足を順番に動かせないので、顔から突っ込んでしまうことや、後ろに進んでしまうこともありますが、次第に上手に動かせるようになっていきます。

 

赤ちゃんも大人と同じように運動をすると筋肉が発達し、運動機能も発達して行きます。赤ちゃんは体を自由に動かすだけでとても良い運動になるので、機嫌がいいときは椅子やバウンサーに座らせたりおんぶや抱っこをせず、自由に体を動かせるようにしてあげましょう。発達の遅れが気になるときは、赤ちゃんを一緒に体を使った運動をしてあげると発達の助けになります。

 

ハイハイができそうなのにやらないときや後ろに進んでしまうときは、少し離れた場所から赤ちゃんを呼んだり、赤ちゃんの前に方に大好きなおもちゃを置いたりして、一緒にトレーニングをしてみましょう。トレーニングが楽しいと赤ちゃんも頑張れるので、焦らず笑顔で楽しく遊びを交えながらトレーニングをしてみてください。 発達スピードがゆっくりな赤ちゃんも焦る必要はありませんが、発達を促す遊びをたくさん取り入れて日々の成長を見守りましょう。発達がかなり遅れているときや遅れが気になるときは、福祉センターや病院で早めに相談しましょう。赤ちゃんのハイハイが始まったらキッチンや階段などの危険な場所に行けないように安全対策をしましょう。

生後8ヶ月頃の赤ちゃんの食事の様子

 

生後8ヶ月頃の赤ちゃんは物を手の全体だけでなく指でつかむようになってきたり、両手に持ったおもちゃを引っ張り合ったり、振ったりして両手を使って遊ぶようになります。手指も日ごろの遊びを通してどんどん発達していくので、握ったり摘まんだりする遊びも取り入れてみましょう。

 

言葉の発達

 

8ヶ月頃になると「あーうー」「ばばば」などの喃語で話しかけてきたり、ママの呼びかけに振り向いたり喃語で反応する姿が見られるようになります。 「まっま」や「ぱっぱ」などはっきりとした音が出始め、反復喃語も上手になります。会話のスタートでもあるので、赤ちゃんが話しかけてきたらたくさん答えて会話をしてあげましょう。赤ちゃんの言葉の発達は周りからたくさん刺激を受けると、発達がどんどん促されます。

 

目の発達

 

生後8ヶ月頃になるとひとりすわりが安定しつかまり立ちができるようになり、視野もぐんと広がりいろんなものを目で見ることで視力もどんどん発達していきます。生後7ヶ月頃と同様に上下左右の追視も上手にできるようになり、知能や記憶力も発達しているので様々な見えるものに興味を示すようになります。引き続き目の異常には気を付けてください。早期に発見し治療することで視力が正常に発達する可能性が高いので、異常を感じたら専門医に相談しましょう。斜視についてはこちら

 

心の知能の発達

 

生後8ヶ月になると知恵もつき記憶力もついてくるので、様々なものに興味を示すようになります。特に普段触れないものや目新しいものに興味津々で、リモコンや携帯電話、ゴミ箱、ティッシュなど触ってほしくないものを触りたがります。この時期はなんでも口に入れてしまうので注意が必要です。特に細かい画鋲や電池などは飲み込んでしまう危険があるので必ず手の届かないところに置きましょう。

 

生後8ヶ月頃になると感情表現も豊かになり、面白くないことがあると泣いて怒ったり、おもちゃに飽きると泣いててママを呼ぶ姿が見られるようになります。感情表現には性格が関係してくるので、すぐ泣いちゃう子もいればいつものほほんとしている子など、ひとりひとり個性が出てきます。その子にあった対応ができるように個性をよく観察し、その個性を認めてあげイライラすることがあっても感情をぶつけず、客観的に子供を見られるようにしましょう。

生後8ヶ月頃の赤ちゃんの食事

生後8ヶ月になると顎の力が少しずつ発達し柔らかいものなら歯がなくてもつぶせるようになってきます。ほとんどの子が離乳食中期に入る時期で遅く離乳食をスタートした子もスピードアップして2回食を進めていきましょう。赤ちゃんの時期は食べる量に個人差があるので、あまり気にする必要はありません。よく食べる子は栄養バランスに気を付けて汁物やスープなどを増やしてカロリーを抑え内臓の負担を減らしましょう。あまり食べない子はよく食べる食材や好きな味の食材を中心にバランスよく与えてあげましょう。

 

柔らかい物を上あごと下あごで潰し、もぐもぐして食べる事を身に着ける時期なので、ペースト状の離乳食から少しずつ柔らかい固形の食材を増やしていきましょう。硬さの目安としては指で簡単につぶせる程度です。固形をはじめてすぐはうまくつぶせずそのまま飲み込もうとしてしまうことがあるので、食事中は目を離さないように注意しましょう。はじめはうまく飲み込めない子も次第に上手に潰して食べられるようになりますが、何度も詰まらせてしまう子は豆腐などつぶしやすくのどに詰まりにくいもので練習させましょう。

 

生後8ヶ月になると様々な食材が食べられるようになり、次第に離乳食で十分栄養が取れるようになってきます。赤ちゃんの成長に合わせて少しずつ食事の量を増やしていきましょう。食事の量が増えると食後の母乳やミルクの量も減ってくると思います。このように赤ちゃんの栄養源がミルクから、離乳食へと移っていきます。ミルクの量が減った分、離乳食で栄養がしっかりとれるように、献立を考えるようにしましょう。ミルクや母乳の量が減ると鉄分が不足してしまうことがあるので、離乳食には鉄分を多く含む食材を使用して不足しないように気をつけましょう。

 

赤ちゃん用のせんべいやウエハースなどのおやつも食べられるようになってきますが、おやつを食べると離乳食をあまり食べなくなることがあるので、ぐずってどうにもならないときや静かにしていてほしいときなど必要最低限にして、おやつはもう少し大きくなってたくさん食べられるようになってからにしましょう。おやつもまだ自分で大きさを調節できないので、詰まらせる危険性があります。必ず手助けをしてそばで見守るようにしましょう。

 

8ヶ月頃になると食事の量がその子によって大きく違ってきます。よく食べる赤ちゃんはは毎食びっくりするくらいの量をぺろりと食べてしまうこともありますし、逆にあまり食べない赤ちゃんは心配になってしまうくらいの量しか食べられないこともあります。食事の量はそれぞれの赤ちゃんの特徴なので、機嫌がよく健康で発達も順調であれば様子を見ましょう。 よく、成長する時期にたくさん食べるようになると言われているので、あまり食べなくても母乳やミルクで栄養を補いながら焦らず見守りましょう。食事の間隔をしっかりと開けることで離乳食を食べるようになることもあるので、ぐずった時や寝付かせる時に母乳をちょこちょこ与えている場合はやめてみてください。

生後8ヶ月の赤ちゃんの睡眠

生後8ヶ月になると昼と夜の区別がしっかりとつき、昼寝は午前と午後に1〜2時間、夜間は10〜13時間程度の子が多いですが、夜泣きをする時期でもあるのでこの通りにならない子もいます。夜泣きや夕方遅くに昼寝をしてしまうと生活リズムが崩れやすいので、早めに生活リズムを整えるようにしましょう。生活リズムを整えるのに効果的な方法はこちら(夜泣きの対処法)に記載してしてあるので参考にしてください。

 

赤ちゃんはできるだけ夜にしっかりと熟睡することで脳が発達したり成長ホルモンの分泌が正常になるので、できるだけ夜間しっかりと眠れる環境や生活リズムを作るようにしてあげましょう。夜泣き対策については先ほどのリンク先を参考にしてください。

 

中にはどんなに工夫をしたり環境を整えても夜間何度も起きてしまう赤ちゃんもいますが、あまり神経質にならず気長に取り組んでください。特に日中母乳をあげているママはストレスや寝不足、疲れなどが母乳の成分に現れ赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうので、そのような場合はミルクに変えたりしっかりと休めるときに休みママの体調を整えるようにしましょう。

 

余談ですが、ママが神経質になると子供も神経質になりやすいと言われています。性格の違いもあるかもしれませんが、実際私は上の子をものすごーーーく神経質に育てたら、ストレス性の腹痛や極度のあがり症のある神経質な子になり、下の子は年が離れていたのもあり長男の時よりもおおらかな気持ちで育てたら長男とは真逆なおおらかさんになりました。私の場合長男が小学生になるまで神経質に育ててしまったので、そうなってしまったのかもしれませんが、まだ1歳くらいならこれからだと思うので、大変だとは思いますがぜひ皆さんにはおおらかな子育てをしてもらいたいなぁと思います。人は怒り出すと止まらなくなりますが、怒りを一度我慢すると次も我慢できることもありますし、考え方を変えるだけで怒りが湧きにくくなります。自分の子供だと腹が立つことも、他人の子だと腹が立たないことってありますよね?我が子も客観的に冷静に見ることでイライラしなかったり悪いことをしても冷静に叱ることができると思います。話しが長くなりすみません。皆さんにはぜひ後悔のない育児をして欲しいなと思います。

 

生後8ヶ月の赤ちゃんの遊び

生後8ヶ月になると赤ちゃんは誰かと一緒に遊ぶことができるようになります。家族のいないいないばあっ!に笑ったりハイハイで追いかけっこを喜んだりするようになり、一緒に遊んでほしくて誰かのそばに行ったり、おもちゃをわざと落として誰かに拾ってもらったりなど誰かと関わりを持とうとする姿が見られるようになります。けれどまだ相手も気持ちを考えたりすることはできないので、髪の毛を引っ張ったり顔をたたいたりすることもあるので、小さい子供同士で遊ばせるときは必ずそばで見守るようにしましょう。

 

生後8ヶ月になるとハイハイをし始めたり手指を動かすことが上手になり、知能も発達し様々なものに興味を持つようになります。遊びの種類や遊び方の種類が増えますが、記憶力も発達するので同じおもちゃばかり与えていると飽きてしまうことがあります。年齢に合ったおもちゃを買い与えることも悪くはないですが、積み木やパズルなど長く遊べるものを使い、一緒に遊んだり違う遊びかたを提案してあげるとまた遊ぶようになりますし、想像力も付くので飽きてしまったおもちゃでも一緒に遊んで楽しんでみましょう。この時期の記憶力は短いので飽きたおもちゃでもしばらく見せずにいるとまた遊ぶこともあるので、試してみてください。

 

手指を上手に動かすようになるので物を掴んで口へ運ぶのが上手になったり、両手を使っておもちゃを持ったり打ち合わせるなどもできるようになるので、ボールやお手玉などの掴むことのできるおもちゃを作ってあげるのもお勧めです。調理器具や日用品の使い終わりなどでおもちゃを作ることもできるので、おもちゃに飽きてしまったときはぜひママの思い付きでいろいろ作ってみてください。作るときは必ず安全なものを使い誤飲やけがの無いよう気を付けてください。

 

ハイハイや伝い歩きなどができるようになり、体を動かして遊ぶようになると疲れて一人で寝付くことや、寝かしつけが楽になることもあるので、夜泣きや寝かしつけでママが疲れている家庭では、家族で体を使った遊びをどんどん取り入れてあげましょう。体を使うことは脳の発達も促すので、普段寝つきがよい赤ちゃんでも体を使った遊びをどんどんしてあげましょう。日中にしっかりと体を動かすことで生活リズムも整いやすくなります。 食後すぐに体を使った激しい遊びをすると吐き戻したり消化不良を起こすことがあるので、食後しばらく経ってからにしましょう。

 

様々なものに興味を持つ時期なので、触ってほしくないものや危険なもの(例えばスマホやメガネ、リモコン、カギなど)には特に興味津々で見つけるとすぐに口に入れて確認行動をしてしまいます。これらは赤ちゃんが触ると危険だったり衛生的に心配なので手の届かないところに置いておきましょう。視界に入ると与えるまで怒って泣いたりする子は見えないところに片付けておきましょう。

 

赤ちゃんはいろんな刺激を受けると発達が促されるので、体調がいい日は散歩に出かけましょう。外の世界を見たり感じたりすることで赤ちゃんにはとても良い刺激となりますし、散歩はママにも心のリラックスタイムになります。育児に疲れたりイライラしているときは公園などの自然がある場所に出かけリフレッシュしましょう。
外の世界を見たり感じたりすることで赤ちゃんも刺激を受けるので、体調がいい日は散歩に出かけましょう。楽しい散歩はママにも心のリラックスタイムになります。イライラしているときは公園などの自然がある場所に出かけるといいと思います。

 

言葉はまだ離せませんが今は言葉を話すようになる大事な準備期間なので、どんどん話しかけ語りかけ、本読みなどをして言葉とたくさんかかわる機会を作ってあげましょう。歌も言葉の発達に役立つので歌が好きなママはどんな歌でもいいので歌って一緒に楽しましょう!

8ヶ月頃の赤ちゃんの1日のタイムスケジュール見本

Aくん(母乳の赤ちゃん)生後8ヶ月16日

生後8ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズムの様子

お座りがしっかりできるようになって、体をひねっておもちゃをとっても倒れなくなりました。うつ伏せにすると手を使って前に進み、おもちゃを取ることができるようになりました。動けることが分かるようになると、何度も頑張って前に進もうとして、あっという間に動けるようになりました。
夜は必ず2時ごろに目を覚ますのでおっぱいをあげたり、抱っこをして寝かしつけたりしています。離乳食はたくさん食べますが、最近よく動くからかなかなか体重が増えなくなりました。
最近はママがいないいないばぁをすると、必ず笑顔を見せてくれるようになってうれしいです。話しかけたり本を読んであげると、「あ〜う〜」と一緒に喋ってくれます。

 

Bちゃん(ミルクの赤ちゃん)生後8ヶ月10日

生後8ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズムの様子

ようやくお座りがしっかりできるようになってきました。でもまだ転倒することがよくあるので、一人でできるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。抱っこしてもらうことが大好きで、毎日抱っこで家中を探検しています。
夕方に機嫌が悪くなるのはなかなかおさまらず、ほぼ毎日激しく泣いたり、眠たそうに泣いたりしています。抱っこをしてもおさまらないときは外へ散歩に行ったり、お風呂の時間を早めて対処しています。お風呂は大好きで、水をバシャバシャ叩いて笑っています。
夜はたまに夜泣きをしますが、抱っこをすると寝てくれるので助かります。朝早くに目を覚ますことが多いので、家族の中で一番の早起きです。

 

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