生後7ヶ月の赤ちゃんの成長と発達、生活の様子

生後7ヶ月とはどんな時期?

生後7ヶ月

生後7ヶ月になるとひとりすわりができる子が増え、かぶり服が着せやすくなり着替えが楽になります。ベビーチェアーやB型ベビーカーも使えるようになるので、お出かけも楽になってきます。赤ちゃんの視野が広がりいろんな景色を楽しめるようになるので、天気のいい日はぜひ散歩に言って外の世界を見せたり言葉で教えてあげましょう。

 

知能や運動機能の発達が進みいたずらが増えてくる時期です。少し目を離したすきにティッシュおしりふきを全部出していたり、携帯をなめてよだれまみれにしていたり、可愛いいたずらからため息の出るようないたずらまで、様々ないたずらをするようになります。また、思わぬ事故やけがも増える時期でもあります。赤ちゃんは思わぬ行動をするので、赤ちゃんが触って危険なものは前もって片付けて置くようにしましょう。

 

自我が目覚めて性格が現れるようになってきます。おもちゃを取り上げてものほほんとしている子もいれば、おもちゃを返すまで泣いて怒る子もいます。様々な個性が現れてきますが、性格はもともと持っている性格が5割、環境が5割という文献もあるので、今とても怒りっぽくてもこれからの環境によって穏やかな性格になる可能性もあるようです。ママが神経質になり過ぎると子供も神経質になりやすい傾向があるので、あまり神経質に心配しすぎないようにしましょう。子供に将来して欲し行動やこんな親になってほしいと思う行動をママや家族がすることで、子供も同じ行動をするようになるので、子供の将来を考えて生活をしてみましょう。

 

では、生後7ヶ月の赤ちゃんについて詳しく紹介します。


生後7ヶ月の赤ちゃんの発達

体の成長

体重

男の子

女の子

生後7ヶ月〜8ヶ月未満

6,730g〜9,870g

6,320g〜9,370g

身長

男の子

女の子

生後7ヶ月〜8ヶ月未満

65.0cm〜73.6cm

63.1cm〜71.9cm

(厚生労働省乳幼児身体発育調査結果より、3〜97パーセンタイル)

 

生後7か月になると手や背もたれで支えなくても座れるひとりすわりは7割近くの子ができるようになり、ハイハイは5割程度の子ができるようになります。何かにつかまって立ち上がるつかまり立ちをする子も増えてきて3割程度の子ができるようになります。手足の力が強くなるので、うつ伏せ状態移動するズリバイをするようになる子もいます。

 

この時期は成長が著しいので、できる範囲に差がかなり生まれてきます。またハイハイをする前につかまり立ちをする子やおすわりができる前にハイハイをしはじめる子もいます。できるようになる過程や順番は違っても問題はありません。全体的に運動機能の発達が遅いと感じたら、体を使った遊びをしたり自由に体を動かせる時間を多く作り、発達を見守りましょう。明らかに異常な遅れがみられる場合は病院や健診で相談しましょう。

 

生後7ヶ月になると記憶力がついてくるので、動けることがわかるとどんどん動くようになります。赤ちゃんは何にでも興味津々でまだ危険や安全の判断はできないので、まだ動く範囲が狭くても赤ちゃんの届きそうなところには危険なものを置かないように気を付けてください。特に忘れてしまいがちなのがバックです。いつでも手の届かないところに置くように気を付けましょう。赤ちゃんが長い間静かにしているときは要チェックです!何かいたずらをしているかも…。

 

手指を自分の意志で動かすこともさらに上手になり、自分が欲しいと思うものに手を伸ばすようになります。握る力もずいぶん強くなりおもちゃを握ったまま振り回したり、叩きつけたりができるようになります。おもちゃを持ち替えたり両手で持つことも上手になります。

 

歯の生え初めにはかなりの個人差がありますが、生後7ヶ月頃には多くの赤ちゃんに乳歯の萌出(歯が生えること)がみられるようになります。乳歯はエナメル質が弱く虫歯になりやすいので、歯が生えたら毎日歯のケアをする習慣を付けましょう。歯のケアは1日1〜2回朝起きたときや夜眠る前に赤ちゃん用の歯ブラシやガーゼで歯磨きをしてあげましょう。歯磨きを嫌がる子も今ますが、うまくごまかしたり気をそらせたりして毎日磨く習慣を付けることが大切です。歯の生えるスピードや順番は個人差がかなりあるので、まだ生えてなくても大丈夫です。1歳過ぎてから生え始める赤ちゃんもいます。

 

目の発達

生後7ヶ月頃から視力は著しく発達していきます。ひとりすわりができるようになって視野も広がり上下左右の追視もできるようになり、様々な見えるものに興味を示すようになります。目が発達する時期に目の異常があると発達の妨げになり、弱視になってしまうことがあります。早期に発見し治療することで視力が正常に発達する可能性が高いです。ひとりすわりができるようになると、寝ている時期にはわからなかった目の異常もわかりやすくなるので、少しでも異常を感じたら専門医に相談しましょう。斜視についてはこちら

 

言葉の発達

 

生後7ヶ月になると「まんまんまん」や「あうあうあう」などの同じ音を繰り返す反復喃語でたり、周りが発する言葉を真似するようになるなど、言葉につながる発達が見られるようになります。また、感情によって出る音が変わるようにもなります。知能が発達し言葉を少しずつ理解できるようになってくるので、少しずつしつけも始めていきましょう。危険なことをした時は低い言葉で話しかけ、褒めるときは高い声で話しかけるなど、赤ちゃんがわかりやすい変化を付けてあげてください。

 

心の知能の発達

 

生後7ヶ月になると家族と他人をはっきりと区別するようになります。そのため人見知りが激しくなったり、外出先で不安になり抱っこを要求することもあります。性格や環境によってその度合いは変わってくるので、ママ以外誰でも怖がるようになる子や、人見知りを全くしない赤ちゃんもいま。人見知りをしなくても赤ちゃんはママと他人をしっかりと見分けています。例えば、誰かに抱かれていると時にママが手を差し出すとうれしそうに手を出すことがあったり、ママに抱っこされるとおとなしくなったりなど、ママを特別な存在として認識しています。人見知りが激しい子は周りの人に嫌な思いをさせてしまうことがありますが、前もって人見知りがある事を伝えておくと相手も嫌な思いをしなくて済むでしょう。

 

早い子は生後7ヶ月頃から後追いが始まるようになります。後追いとはママが見えなくなると大泣きしたり探し回ったりすることで、この時期はまだママが帰ってくると言う事が理解できないためにおこります。何れママが返ってくることを学び収まってきます。後追いが始まると少し姿が見えないだけで大泣きするので大変ですが、ママが返ってくることを学ぶためにも、赤ちゃんが泣いても少し見守りまた赤ちゃんのもとへ行くくらいの対応でも大丈夫です。

 

知恵が付きいたずらが増えたり触ってはいけないものに興味が沸くので、目が離せなくなってきます。寝ていたりおとなしくしているからと赤ちゃんを危険な場所に置いたまま離れることのないように気を付けましょう。赤ちゃんが安全に過ごせる環境づくりをしてあげてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんの食事

生後7ヶ月頃になり2回食が順調に進んできたら、少しずつ噛めるものを与えてみましょう。硬さは親指と人差し指ではさんで簡単に潰れる程度で、赤ちゃんが舌で押しつぶせるくらいのものです。目安は豆腐や煮崩れる寸前のジャガイモくらいの硬さです。ニンジンやレンコン、ゴボウ、野菜の皮などの食物繊維が多いものはまだ控えましょう。 ニンジンやレンコンはすりつぶせば与えることができます。

 

急に硬い固形物ばかりを与えるとのどに詰まらせてしまうことや、嫌がって食べなくなってしまうこともあるので、必ず柔らかい物を少し与えて、食べられたら増やしていくようにしましょう。上手に食べることが出来たら褒めてあげてくださいね。離乳食を噛むようになると顎が発達し、脳の発達や言葉の発達を促します。普段の遊びでも歯がため用のおもちゃや、噛むことのできるおもちゃで噛む練習をさせてあげましょう。

 

2回食の時期もまだ母乳やミルクからの栄養が必要なので、離乳食の後は欲しがるだけ飲ませるようにしましょう。離乳食を与えると母乳やミルクを飲まなくなってしまうというときは、離乳食の量を増やしたり、栄養価の高いものを与えて、栄養が不足しないように工夫をして様子を見ましょう。

 

赤ちゃんが食に興味を持ち食べ物や食器に手を伸ばしてきたら、スプーンを持たせたり掴めるように調理したものを渡して、自分で食べる練習も始めてみてください。赤ちゃんが食器を持ったり、手掴み食べをはじめるとどうしても汚れてしまいます。食への興味を持たせるために大切な行動なので、この時期は仕方がないと割り切り見守ってあげましょう。なるべく汚れないものを持たせたり、服や周りが汚れないようにエプロンや新聞紙を使い工夫をしましょう。食べ物を投げたり粗末に扱ったときはいけないと言う事を教えてあげましょう。怒鳴らず低い声でわかりやすくが大切です。

 

離乳食を嫌がって食べない子は、何か気に入らないことがあるのかもしれません。何かがきっかけで食べることがあるので、毎日色々と変えてみたり工夫をして与えてみてください。例えばいろんな硬さの物を与える、温度を変える、一緒に食べてみる、自分で食べさせてみる、フルーツや甘みの強い野菜を加えてみる、味の濃さを変えてみるなど。どれをやっても食べないこともありますが、焦らなくても大丈夫です。いつか食べるときが必ず来るので焦らず怒らず進めていきましょう。栄養不足にならないように気を付けましょう。

 

離乳食をよく食べる赤ちゃんもいますが、この時期は食事や授乳量を無理に制限させなくても大丈夫ですが、離乳食に野菜を増やしたりして食事の栄養バランスには注意しましょう。今はまだ運動量が少ないので消費されるエネルギー量が少ないですが、ハイハイや一人歩きができるようになると、ほとんどの赤ちゃんは体がひきしまってくるのであまり心配し過ぎないようにしましょう。今は食事を楽しく食べられる習慣をつけ、たくさん体を使った遊びをしてあげましょう。

 

生後6ヶ月頃の赤ちゃんの発達の様子

生後7か月の赤ちゃんの睡眠

生後7ヶ月はまとめて眠れるので昼寝は1〜3時間程度、合計12〜14時間程度の睡眠時間で、夜はまとめて眠れるようになる子が多いですが、この時期は夜泣きが始まる時期でもあるので、夜泣きをした次の日は日中にウトウトした状態が続くこともあります。睡眠時間が平均よりも少ない子もいますが、夜間熟睡できていれば問題はありません。

 

夜泣きには様々なタイプがあり、突然始まる子、徐々に泣く回数が増えていく子、何日か置きに泣く子など一人一人違います。また、泣き止む対処方法もそれぞれ違うので、その子にあった対処方法をひたすら模索するしかありません。何をやってもダメな子もいるので、こういう時期なんだなぁと付き合ってあげるしかない場合もあります。ママも辛いですが赤ちゃんも辛くて泣いているので、怒らず見守ってあげてください。ママが限界な時は絶対に無理をせず周りに助けを求めてくださいね。

 

夜泣きの詳しい対処方法についてはこちらに記載してありますので参考にしてください。

 

生後7ヶ月頃の赤ちゃんの生活の様子

生後7ヶ月の赤ちゃんの遊び

生後7ヶ月になるとしっかりと座れるようになる子が増えるので、視野が広がり両手の可動範囲が増えるので遊びがダイナミックになり、遊びの範囲が広がります。また、いろんなものに興味がわくので遊びの種類がどんどん増えていきます。

 

その時期に合ったおもちゃを与えることはとても良い事ですが、たくさんのおもちゃを与えるよりも同じおもちゃでいろんな遊び方を見つけ出し、長く遊ぶことで探求心や想像力の発達を促します。お勧めの長く遊べるおもちゃは、積み木やブロック、ビーズコースター、音の出るミニピアノや木琴です。長く遊ぶコツは周りが一緒になって楽しく遊び、いろんなおもちゃを買い与えないことです。

 

運動機能の発達や夜泣き対策に、体を使った遊びをどんどん取り入れましょう。一緒におもちゃ取り競争をしたり、音楽に合わせて体を動かしたり、どんな遊びでもいいので思いついたらどんどんやってみましょう。普段もできるだけ赤ちゃんが安全に自由に動ける環境を作り、機嫌のいい時は手足を自由に動かせる状態で過ごさせるようにしましょう。

 

言葉の発達もどんどん進む時期なので、語り掛けもどんどんしましょう。語り掛けを多くしてもらった赤ちゃんはそうでない赤ちゃんに比べて、言葉の発達が早いことがわかっています。絵本の読み聞かせや、遊びやお世話中の語り掛けだけでなく、生活の中のいろんな場面でお話をしてあげましょう。話のことが好きなママは問題ないかもしれませんが、普段無口なママには少し難しいかもしれません。そんなときは、心で思っていることをそのまま口に出したり、まだ赤ちゃんには理解できないことでも、どんどん話してみてください。例えば、「今日のご飯はなににしようかな〜、キャベツがあるからお好み焼きにしよう!材料は…」や「この人かっこいいね!ママの好きなタイプは優しくてまじめな人なの。芸能人でいうと…」こんな話や、自分の趣味のことでも全然かまいません。今はいろんな言葉やいろんな音を聞いて脳が発達している時期なので、たくさんの言葉を聞くことが大切なのです。赤ちゃんにママや家族が知っていることを理解がまだできなくてもどんどん話してあげましょう。

 

生後7ヶ月は記憶力や知恵がつき、ズリバイやハイハイ、伝い歩きなどで行動範囲が広がるのでいたずらもどんどん増えてくる時期です。それに伴っていたずらや思わぬ事故が多発する時期でもあります。少しの間なら大丈夫、寝ているから大丈夫、静かにしているから大丈夫、この少しの油断が大事故になることもあります。赤ちゃんから目を話すときは必ず安全な環境に居させるようにしてください。特にママが疲れているは危険です。ついウトウトしてしまったときに事故が起きてしまいます。この時期は赤ちゃんとサークルの中で昼寝をしたり、安全な部屋に赤ちゃんが開けられない鍵を設置するなどの工夫をしましょう。

7ヶ月頃の赤ちゃんの1日のタイムスケジュール見本

Aくん(母乳の赤ちゃん)生後7ヶ月15日

 

生後7ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

夜は1回泣いておきますが、抱っこをして寝かしつけたり、泣きやまないときはおっぱいをあげたりしています。体重がなかなか増えないので母乳は回数を多くあげています。

 

お座りがしっかりできるようになって転倒することも少なくなって、両手でおもちゃをたくさん掴んで遊んでいます。しばらく一人で遊べるようになりましたが、一通り全部のおもちゃで遊ぶと飽きるのか、ぐずって私を呼びます。

 

ベビーカーをB型にしたら外の景色を楽しそうにきょろきょろと見渡していました。抱っこが楽になったけれど、背中を支えていないと後ろに倒れようとすることがあるので怖いです。舌の前歯が2本生えて、上の歯も少し見えています。離乳食はなんでも良く食べますが、とくにうどんは食べやすいのかあっという間に食べてしまいます。

 

Bちゃん(ミルクの赤ちゃん)生後7ヶ月14日

 

生後7ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

離乳食もミルクもたくさん食べて飲んでくれるので、どんどん大きくなっています。お座りはまだ不安定で、支えがないと座っていられませんが、毎日ゴロゴロと寝返りを楽しんで遊んでいます。家の窓から外を見るのが大好きで、じーっと長い時間眺めていることがあります。引き戸がおもしろいのか何度も開け閉めして遊ぶことがあります。

 

家族が多いせいか人見知りは全くしません。初めて見る人でもうれしそうに抱かれています。夜泣きらしきものは数回ありましたが、ほとんど朝まで熟睡してくれます。夜寝付くのが早いので朝も早く起きます。もう少しで本格的に夜泣きがはじまるのかな?
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