生後3ヶ月の赤ちゃんの成長と発達、生活の様子

生後3ヶ月はどんな時期?

生後3ヶ月になるとさらにふっくらとして、出生体重の約2倍になるのでずしりと重くなります。様々な動きや新しい表情を見せてくれるので、とてもかわいい時期ですが、ぐずることが増えるので長い時間抱っこするようになり、ママは腰痛や肩こり、腱鞘炎に悩まされることも。

 

赤ちゃんそれぞれにしっかりとした生活リズムができはじめ、毎日の授乳間隔や授乳回数が同じくらいなり、昼寝の時間や夜眠る時間も同じ時間帯になります。夜間に起きなくなる赤ちゃんも増えますが、まだ3時間おきに目を覚ます子も多いので心配はいりません。

 

生後3ヶ月頃から夕方頃になると騒ぎ始めたり、機嫌が悪くなりぐずる赤ちゃんが増えますが、これは「黄昏泣き」や「コックリ」と言われる行動で、この時期の赤ちゃんによく見られます。忙しい時間帯に泣かれるので、イライラしてしまうことがあると思いますが、夕ご飯は前もって準備しておいたり簡単なもので済ませるなどで上手に対処しましょう。この行動はいずれおさまるので気長に付き合ってあげましょう。赤ちゃんに手がかかり大変な時期は家族で協力して乗り越えるようにしましょう。

 

では、生後3ヶ月の赤ちゃんについて詳しく紹介します。


生後3ヶ月の赤ちゃんの発達

体の成長

体重

男の子

女の子

生後3ヶ月〜4ヶ月未満

5,120g〜8,070g

4,840g〜7,530g

身長

男の子

女の子

生後3ヶ月〜4ヶ月未満

57.5cm〜66.1cm

56.0cm〜64.5cm

(厚生労働省乳幼児身体発育調査結果より、3〜97パーセンタイル)

 

生後3ヶ月になるとさらに首がしっかりとしてきて、首がすわりはじめます。生後4か月までの間に6割程度の子は首が座りますが、成長がゆっくり目の子はもう少し時間がかかるので焦らず見守りましょう。

 

首が座るとうつ伏せで首がしっかり上がるようになり、縦抱きもできるようになります。縦抱きができるようになると、お出かけやお風呂などが楽になりますね。首が座ってもまだ腰はしっかりと安定していないので縦抱きの時は、後ろに倒れないよう背中はしっかり支えてあげましょう。

 

興味がある方へ頭を動かすようになり、目だけでなく頭も動かして追視をするようになります。いつも同じ方向に寝ていると、同じ方ばかり向いてしまい頭の形がだんだん歪んでしまうので、寝る方向や位置を変えて気を付けましょう。頭の歪みは早めに直さないとそのままの形になってしまいます。

 

首が座ってもまだ長時間うつ伏せの姿勢はできないので、うつ伏せをさせるときは目を離さないようにしましょう。すでに発達にも個人差が現れ、生後3ヶ月でも首が座らない子やすでに寝返りを始める子など様々ですが、あまり神経質にならないようにしましょう。3ヶ月になっても新生児のように首がぐらつく場合は早めに病院を受診してください。

生後3ヶ月の赤ちゃんの発達の様子

おもちゃを渡すと少しの間握っていられるようになります。握ったおもちゃを自分の意志で自由に動かすことはまだ難しいですか、口で確認したり目でじーっと見つめたりができるようになります。まだ手の力が弱く自分の思い通りには動かせないので、おもちゃをずっと握っていられず落としてしまいます。

 

目の発達

視力も少し発達し50センチから1メートルくらいならぼんやりとですが認識できるようになります。認識できる色の種類も増えますが、色の濃いものや光るものが認識しやすいです。左右に動くものに反応し両目で追うようになったり、じーっと見つめる凝視も上手になるので、色のはっきりとしたおもちゃや絵本で一緒に遊んであげましょう。
生後3ヶ月くらいから黒目の位置が安定してきます。正面から見て黒目の位置が左右違う場合は病院で診てもらうか、3ヵ月健診で相談しましょう。

 

心と知能の発達

感情が豊かになり様々な表情が見られるようになします。あやすと声を出して笑うようになり、語り掛けにも「あー」や「うー」と声を出して反応するようになります。その反面ぐずることも増え、特に夕方頃になるとぐずりだす子が増えます。夜泣きが現れる子もいますが、何をしても泣き止まないときは気長に付き合ってあげましょう。ぐずりが続くと本当に大変なので、ママは頼れるときは頼り、絶対に無理をしないようにしてください。

 

聞こえる声や服のにおい、視界に入るぼんやりとした顔の感じでいつも近くにいてくれる人が、少しずつわかるようになってきます。そのため、ママが近づくと手足を動かして喜んだり、抱っこをして欲しくて声を出すこともあります。ママが抱っこをすると機嫌がよくなって笑ったりすることもありますが、人見知りが現れるようになる時期でもあります。

生後3ヶ月の赤ちゃんの食事

生後3ヶ月の赤ちゃんの食事の様子

ママも赤ちゃんも授乳に慣れてくる頃で、母乳の作られる量と授乳量のバランスが安定し、乳腺炎などのトラブルも減ってくる時期です。授乳リズムや授乳回数も大体毎日同じようなリズムになります。

 

生後3ヶ月頃の平均授乳間隔は3〜4時間置き、回数は5〜6回程度です。授乳量は体格によって差があるので、体重が順調に増えていれば足りています。飲む力(吸啜力)が長い時間保てるようになるので、授乳時間が短くなり片方10分前後になります。一度にたくさん飲めない子は頻繁に母乳を欲しがりますが、その子の特徴なので赤ちゃんに合わせて授乳してあげましょう。

 

生後3ヶ月頃になったら 泣くたびに授乳するのではなく、授乳間隔を見ながら授乳しましょう。授乳間隔がある程度空いていれば授乳し、前回の授乳からあまり時間が経っていないときは、不快を取り除き抱っこをしてあやしたり、外に出て気分転換させてあげましょう。

 

いつも機嫌が悪く頻繁に空腹で泣き、体重が平均して増えていないときは、母乳が不足している可能性があるので、一度母乳外来を受診するかミルクを足してみましょう。母乳はこの時期でもストレスや疲れ、体質などから段々と出なくなることもあるので、赤ちゃんの体重や健康状態を観察し早めに対応しましょう。

 

ミルクの場合は商品に記載してある適正量を参考に授乳しましょう。体重の増え方が少ないときや授乳回数が少ないときは1回の量を少し増やしましょう。ミルクは母乳よりも消化に時間がかかるので、授乳間隔に気を付けましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠

生後3ヶ月の赤ちゃんの生活の様子

生後3ヶ月の睡眠時間は13〜14時間くらいになり、昼夜の区別がつきはじめるので日中に起きている時間が増え、夜にまとめて眠れるようになってきます。1回の授乳量が増えるので、夜間にあまり起きなくなり5時間以上寝る子もいますが、まだ夜中にお腹が空いて何度か起きる子も多いので、長く眠れなくても心配はいりません。昼寝は1〜2回、30分から2時間程度の子が多いです。

 

夜泣きが始まる時期でもあるので、夜中にぐずぐず状態が何時間も続くこともあります。夜泣きが長く続くときは日中の生活リズムを見直したり、朝早くに起こして朝日を浴びさたり、日中は体を使った遊びで活発に過ごすなどして、夜泣き対策をしてみましょう。

 

必要な睡眠時間は赤ちゃんによって少し違うので、生後3ヶ月頃でも夜中に何度も起きる子や合計睡眠時間が短い子もいます。赤ちゃんは大人の都合で睡眠時間を削らない限り、睡眠不足になることはほとんどないので、睡眠時間が他の赤ちゃんより短いからと意地になって寝かしつける必要はありません。今は赤ちゃんのリズムに合わせてあげましょう。まだまだ昼夜逆転することもありますが、日中に日光を浴びて夜は部屋を薄暗くすると自然と直っていくので心配はいりません。

 

ぐずってばかりで睡眠時間が極端に少ない場合は、生活環境や生活リズムを見直し、生活リズムが整うような生活環境づくりをしてあげましょう。頻繁に授乳している場合は、授乳間隔を2〜3時間は保つようにし、母乳が足りず睡眠不足になっている場合は、ミルクを足して睡眠時間がしっかりとれるようにしましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんの遊び

生後3ヶ月頃の赤ちゃんは視力が発達し追視が上手になるので、色のはっきりとしたおもちゃや絵本で遊んでみましょう。音にも興味を示すようになるので、ガラガラなどの軽くて安全な音の鳴るおもちゃを持たせてみましょう。大人の上手に振ることはまだ難しいですが、大きくぶんぶんと振り回して遊び音を聞いて喜びます。

 

首が座ると様々な遊びができるようになるので、ぜひ体を使った遊びで赤ちゃんを刺激してあげましょう。例えば、うつ伏せで向き合っていないいないばぁをしたり、おもちゃで遊んだりできますし、縦抱きで家の中を探検したり、うつ伏せ状態で抱っこして飛行機遊びできます。

 

生後3ヶ月になると笑うようになるので、いないいないばぁやお腹で「ぶーっ」と唇を震わせたりして赤ちゃんを笑わしてみるのも面白いです。笑うことは赤ちゃんにとってもいい刺激になるのでお勧めです。寝る前にたくさん笑うと興奮して寝付けなくなるので、なるべく日中に試してみてください。

 

一人遊びも上手になります。おもちゃや手をじーっと眺めたり、口にもっていきなめて確認したりして上手に遊びます。この時期からなんでも口でなめたり噛んだりする確認行動が始まるので、おもちゃや身の回りのもの、手や足はきれいにしておきましょう。

 

赤ちゃんの動作や見ているものなどを言葉で細かく話しかけて教えてあげましょう。まだ意味は分からないですが、耳で音を聞くことで知能の発達の刺激となります。どんなことでもいいので、たくさん話しかけてあげましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんのお風呂

生後3ヶ月になり体はしっかりとしてきましたが、まだ体力がないのでお湯につかる時間は長くても5分程度にしましょう。お湯の温度はぬるめに設定しましょう。赤ちゃんも入浴は気持ちがいいので、ぐずりがおさまったり気持ちよさそうに寝てしまうこともありますが、お湯に浸かるのは意外と体力を消耗するので気をつけてください。

 

入浴中でも手を口に持っていくようになるので、お風呂は毎日きれいに掃除しましょう。特に一人でお風呂に入れている場合、目を離したすきに何かを手に取って口に入れてしまうことがあるので、気をつけてください。

 

生後3ヶ月でも家族の協力が得られず一人でお風呂に入れるのが不安な時はベビーバスを使って体をきれいにしてあげましょう。

3ヶ月の赤ちゃんの1日のタイムスケジュール例

Aくん(母乳の赤ちゃん)生後3ヶ月15日

 

生後3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

母乳を飲むのが上手になり、回数も授乳時間も短くなって少し楽になったけれど、よくグズるので大変です。とくに夕方に激しく泣くので家事ができず夕食がかなり遅くなってしまうことがよくあります。朝は一人遊びの時間が増えて機嫌がいい時は一人でたくさんおしゃべりしています。


夜はまだ何回かおきておっぱいを飲みます。添い乳で飲ませると何度も起きてしまうので、布団から出て座ってしっかり飲ませるようにしています。首のすわりが早くだいぶしっかりしてきました。けどうつ伏せがあまり好きじゃないみたいで、させるとすぐに真っ赤な顔をして暴れますが、たまーにうつ伏せがしっくりくるとそのまま寝てしまいます。うつ伏せはまだ怖いので熟睡した頃に仰向けにしています。

 

Bちゃん(ミルクの赤ちゃん)生後3ヶ月24日

 

生後3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

夜9時になると眠たくなるみたいで、夜のミルクを飲んだらそのまま朝までぐっすり寝てくれます。その分朝は早くに起きるけれど、またすぐ寝ることが多いです。昼間によく泣くので抱っこをして過ごすことが多いです。おかげで手首はけんしょう炎で痛いです。でもこんなに抱っこできるのは今しかないと思い頑張っています。
首の座りが遅いのでまだ縦抱きはできないけれど、頭を支えて縦に抱いてあげると機嫌がよくなります。上手に支えていないと前に倒れてきて、私の肩に頭をぶつけてしまいます。家事がはかどらないので早く首が座っておんぶできないかなぁと思います。
手をパチパチと打ち合わせてあげたら、楽しそうに声を出して笑いました。うれしかったので何度もしたけれど2回くらいで笑わなくなってしまいました。絵本を読んであげるとじーっと本を見つめて、静かに聞いてくれます。

 

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