生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と発達、生活の様子

生後2ヶ月はどんな時期?

生後2ヶ月頃になるとさらに赤ちゃんらしいぷっくりとした体付きになり、ふっくらほっぺにムチムチした太ももが赤ちゃんらしくてかわいいですね。生後2ヶ月になると段々と昼夜の区別がつくので生活リズムが安定しはじめ、少しずつ夜にまとめて眠れるようになる赤ちゃんが増えてきます。昼夜の区別がつくと朝までぐっすり寝てしまう子もいますが、夜間に空腹で起きる子もいます。その場合はもうしばらく夜間授乳を続けて見ましょう。

 

生後2ヶ月は外出などで昼夜逆転したり生活リズムが崩れやすい時期なので、あまり神経質にならず臨機応変に対応しましょう。まだ、頻繁に起きる子もいますが、よく眠る子もまだまとめて眠れない子もその子の特徴なのであまり神経質にならないようにしましょう。

 

天気がよく赤ちゃんの体調がいい日は、15〜30分ほど散歩に出かけて外気浴をさせてあげましょう。外に出て日光を浴びることで生活リズムが整い、いろいろな刺激を受けて発達が促されます。散歩ではいろんな物を見せ、いろんなものに触れさせてあげてください。

 

2ヶ月頃になると何かをぼーっと見つめたり、「あーうー」とおしゃべりしたり、一人で遊ぶ時間が増えてきます。この一人遊びの時間もとても大切な成長過程なので、上手に一人遊びしているとき、ママは家事をしたりゆっくり過ごしたりして見守りましょう。

 

では、生後2ヶ月の赤ちゃんについて詳しく紹介します。


生後2ヶ月の赤ちゃんの発達

体の成長

体重

男の子

女の子

生後2ヶ月〜3ヶ月未満

4,410g〜7,180g

4,190g〜6,670g

身長

男の子

女の子

生後2ヶ月〜3ヶ月未満

54.5cm〜63.2cm

53.3cm〜61.7cm

(厚生労働省乳幼児身体発育調査結果より、3〜97パーセンタイル)

 

毎日の授乳や大声で泣くことで口の周りの筋肉や腹筋、背筋が発達し、授乳量も増えるので体つきもしっかりとして赤ちゃんらしくなります。脂肪が増えるので手や足のくびれにくっきりとしたしわが現れはじめる子もいます。足のしわの数が違う場合や左右不対象の場合、股関節脱臼の可能性があるので気にかけておいてください。

 

生後2ヶ月頃になると首もしっかりとしてきて、うつ伏せをさせると頭を少し持ち上げたり、仰向けで両腕を持って引き起こすと少し頭がついてくるようになります。生後3か月までに首が座る子は11.7パーセントほどなので、ほとんどの子はもう少し先ですが、だいぶしっかりしてきたのがわかると思います。首が座るまでの縦抱きは首をしっかり支えてあげましょう。

 

目の発達

目の発達もさらに進み0.02程度になり、顔から30〜50センチの距離なら、ぼんやりとですがある程度認識できるようになります。顔の近くでなら顔のパーツも認識できるようになるので、たくさん見せてあげてください。

 

物を目で追う追視も上手になり、追視に合わせて首を左右に動かす赤ちゃんも出てきます。次第にママの声やテレビの音など興味が有る物の方へ顔を向け、目で確認するようになってきます。同じ方向ばかり向いていると向き癖が付き、頭蓋骨の形がいびつになってしまうので、寝る向きを逆にするなどの対策をしましょう。特に頭が大きい子や首の力が弱い子は早めに対策しましょう。頭の形はいびつなままほおっておいても直りません。

 

心と知能の発達

生後2ヶ月頃になると自分の意思で手が動かせるようになってくるので、口に手を持っていったり、自分の手をじーっと見つめたりする姿が見られるようになります。手足の動きもスムーズになってきますが、まだおもちゃはしっかり握ることはできません。自分の手をじーっと見つめるハンドリガードという仕草がみられます。この仕草で自分の体を認識し体を自分の意志で動かせることがわかるようになります。

 

「あー」や「うー」などの喃語という声を出すことが増え、あやすとまだ声は出ませんが笑うことも。笑うタイミングはその子によって違うので、まだ笑わなくても焦らなくて大丈夫です。表情が豊かになり、泣き方も感情によって変化が現れるようになります。わかりやすい子は泣き方で気持ちが判断できることもあります。

 

生後2ヶ月頃になると赤ちゃんは眠たいときやお腹が空いた時のほかにも、甘えたいときや抱っこしてほしいときなどに機嫌が悪くなり、激しく泣くことが増えてきます。すべてのぐずりに対応するのは本当に大変です。甘えなきでイライラするときや疲れてしまったときは、誰かに交代してもらうか、無理に泣き止ませようとせず少し泣かせても大丈夫です。ママの気持ちが落ち着いたら、気長に付き合ってあげましょう。いつもより激しく泣く時や泣き方がいつもと違うときは必ず赤ちゃんの体調をみてください。異常を感じたら必ず病院で診てもらいましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの食事

生後2ヶ月の赤ちゃんの食事の様子

生後2ヶ月頃になると口の周りの筋肉や背筋、腹筋がどんどん発達し、飲む力(吸啜力)が強くなるので飲む量が増え飲むスピードも速くなり、授乳時間がだんだん短くなり授乳間隔もあいてきます。生後2ヶ月の1日の授乳量回数は8回前後、1回の授乳量は大体150mlです。満腹中枢も発達し赤ちゃんが自分で満腹と感じ始めるので、ダラダラと飲むことが少なくなり、授乳時間も片方10〜15分くらいずつになっていきます。そのため、飲む量が減ることもあります。また、赤ちゃんの視力もだいぶ発達し視野が広がりいろんなことに興味が向くので、飲むことに集中できず飲む量が減ることもあります。飲む量が減ると心配になると思いますが、赤ちゃんに元気があり体重が増えているようであれば心配はいりません。

 

生後2ヶ月は3時間おきの授乳が大体の目安です。夜にまとめて眠るようになると3時間以上空くこともあり、授乳回数が減ってしまうこともありますが、元気があり体重が順調に増えていれば心配はいりません。赤ちゃんの体重が増えないときや母乳の出が悪くなったと感じるときは、日中の授乳回数を増やすか夜中に一度起こして飲ませましょう。頻繁に授乳間隔が空き、母乳がたまって乳房が張ってしまうときは、放っておくと乳腺炎になってしまうことがあるので、張ってきたときに圧が抜ける程度の搾乳をするか、母乳外来でマッサージをしてもらいましょう。

 

ミルクの場合は商品に記載してある適正量を参考に授乳しましょう。体重の増え方が少ないときや授乳回数が少ないときは1回の量を少し増やしましょう。ミルクは母乳よりも消化に時間がかかるので、授乳間隔に気を付けましょう。

 

生後2ヶ月頃の赤ちゃんは胃の入り口にある弁や内臓が発達し、ダラダラと吐く溢乳や吐き戻しが減り、ゲップも上手に出るようになります。新生児のころは口に乳首や哺乳瓶を触れさせると、反射的に口を開け母乳やミルクを飲んでいましたが、目で乳首や哺乳瓶を見ると口を開けるようになります。飲む量もばらつきが少なくなりますが、まだ体調や気温などで変化することもあるのであまり神経質にならなくても大丈夫です。なかなか授乳間隔が開かないときは、授乳時間以外にぐずったり泣いてもすぐに授乳せず、不快なことがないか探したりあやしたりして様子を見るようにすると、次第に空くこともあるので試してみてください。

 

生後2ヶ月の遊び

生後2ヶ月になると一人遊びができるようになり、自分の手や近くのおもちゃを見たり、自分の声を聴いたりして遊びます。一人遊びは発達にとても大切な行為なので、遊びに集中しているときは静かに見守りましょう。

 

発達が進み一緒にできる遊びの種類も増えてきます。様々な遊びで赤ちゃんの体や脳を刺激して発達を促してあげましょう。お勧めの遊びは体を使った遊びです。大人が赤ちゃんの手や足を持って、歌に合わせてリズミカルに上下左右に動かしたり、手や足を優しく打ち合わせて遊んでみましょう。

 

喃語が出るようになったら、赤ちゃんの声まね遊びもおすすめです。語りかけや歌をうたっているときに赤ちゃんも一緒に「あーうー」と声を出すことがあるので、音あそびも一緒に楽しんでみましょう。

 

おもちゃにも反応するようになるので、ガラガラなどの簡単なおもちゃを使った遊びもおすすめです。けがをしないように赤ちゃん用に作られたおもちゃで遊ぶようにしてください。

 

部屋を暖かくし赤ちゃんを裸にして、ベビーマッサージをしてあげると、よい刺激になりスキンシップにもなるので、機嫌がいい時に試してみるのもいいと思います。遊びの中でもスキンシップをたくさんとり、ママも一緒に楽しみましょう。赤ちゃんとのスキンシップは、ママの心を安定さる効果もあります。

 

語り掛けは赤ちゃんの知能の発達にとてもいい刺激になるので、遊びの時間だけでなく普段からいろんなことをお話してあげましょう。

生後2ヶ月のうんちとおしっこ

うんちの回数は1日1〜2回、おしっこは10回前後ですが季節によって変化します。
うんちの色は緑や黄色、茶色など様々で、白い粒が混じることもありますが異常ではありません。おしっこは透明か薄い黄色、汗をたくさんかいた後は濃くなることもあります。

 

黒色、赤色、白色の便が出た時はおむつをもって病院を受診してください。
おしっこが6回未満の場合は授乳不足や脱水症状が疑われます。

生後2ヶ月の睡眠

生後2ヶ月になると睡眠時間は14〜15時間です。昼夜の区別が付きはじめ夜にまとめて眠れるようになってきます。夜にまとめて眠れるようになると、日中に起きている時間も増えてきます。

 

起きている時間は一人でおとなしく遊んでいる子や、起きている間ずっとぐずっている子など、過ごし方はその子によってさまざまです。良くぐずる赤ちゃんのママは大変ですが、愚図るのは赤ちゃんの時期だけなので心にゆとりを持ち対応してあげてください。ツラいときは家事や育児は少し手を抜き、休めるときに必ず体を休めるようにしましょう。

 

生活リズムが整うとぐずりが減ることもあるので、リズムが整うような生活環境を作ってあげてみましょう。例えば、お風呂を決まった時間に入れる、決まった時間に部屋を暗く静かにする、朝決まった時間に起こし顔を拭くなどで環境づくりをしてあげましょう。日中に体を使って遊んだり、朝日を浴びさせる事も体内時間を整えるのに有効です。

生後2ヶ月の赤ちゃんの生活の様子

生後2ヶ月のお風呂

体はしっかりとしてきましたが体力はまだないので、お湯はぬるめで浸かるのは2〜5分、すべての工程含めて10分〜15分程度にして、寒い季節でも長風呂は控えましょう。寒い季節はお風呂だけでなく、脱衣場や服を着せる部屋も暖めておくと、湯冷めを防ぐことができます。

 

家族の協力が得られず一人でお風呂に入れるのが心配な場合は、ベビーバスを使って入浴させてあげましょう。ママのお風呂は赤ちゃんが眠った時にササッと入るか、誰かが帰宅してから入るようにしましょう。

 

スイマーバという赤ちゃん用の浮き輪をお風呂で使用するときは、必ず説明書を読み正しい使い方をしてください。スイマーバを使用し、少し目を離したすきに赤ちゃんが溺れる事故が相次いでいます。使用するときは絶対に赤ちゃんから目を離さないように気をつけてください。

2ヶ月の赤ちゃんの1日のタイムスケジュール見本

Aくん(母乳の赤ちゃん)生後2ヶ月15日

 

生後2ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

一人遊びの時間が増えてきたけれど、まだまだぐずることが多く抱っこをしたり、バウンサーに乗せて揺らしてることが多いです。少しずつ生活リズムはついてきているようで、お風呂に入ったら眠たくなって、パパの抱っこでぐっすり寝てしまいます。でも、夜中は3時間おきくらいに泣いておっぱいを欲しがります。添い乳ができるようになったので、寒い時は添い乳で寝かしつけています。でも、添い乳だとしっかり飲まないせいか、頻繁に起きることが多く、朝おっぱいが張っていることがあるので、できるだけ座って授乳して、しっかり飲ませるようにしています。出かけ先で授乳をすると、集中して飲んでくれないので、お腹が空いて頻繁にグズることがあるので困っています。
機嫌がいい時はあやすと少し笑うようになりました。笑顔を見るとぐずりでたまったイライラも吹っ飛びます。すでに首が座り始めているので、手を引いて起こすと頭が付いてきます。

 

Bちゃん(ミルクの赤ちゃん)生後2ヶ月20日

 

生後2ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの様子

 

1ヶ月半くらいからまとまって眠ることがだんだんと増えていましたが、最近は夜中に1度起きるようになりました。ミルクを飲むとまたぐっすり眠ってくれます。一人で遊んでいる時間が増えて、寝かしつけなくても一人で寝むっていることもたまにあります。
夕方になると一人で寝付けないようで、泣くことが多いです。抱っこすると泣きやみますが、家事が一番忙しい時に泣くのでちょっと困っています。最近は早めに夕飯の準備をしていますが、ご飯を準備した後に抱っこなのでかなり疲れます。早く縦に抱っこができるようになればいいなと思います。首の力が弱くまだまだぐらぐらで、うつ伏せにしても、頭を持ち上げません。うつ伏せが嫌いなのか、すぐに泣いて嫌がります。手を伸ばして自分の手を不思議そうに見つめているのをよく見かけます。

 

2〜3ヶ月頃の赤ちゃんの悩みはこちら